予防接種のご案内
予防接種は体にウイルスや細菌に対する抵抗力(免疫)をつけて、それらによって起こる病気を予防する優れた方法です。予防接種によって世界の多くの人が麻疹(はしか)、ポリオ、風疹などのウイルスの抗体を持つようになると、これらの病気を撲滅することができます。実際、最初につくられたジェンナーの天然痘ワクチン(種痘)により、1980年、天然痘根絶宣言がなされ、以後、ワクチン接種は不要になりました。できるだけ予防接種を広め、病気から社会を守らねばなりません。
現在、国が接種対象者に責任をもって勧める定期の予防接種は三種混合、四種混合、不活化ポリオ、2期(ジフテリア、破傷風)、麻しん単独、風しん単独、麻疹・風しん混合、日本脳炎とBCG(結核)の9種類と高齢者(65歳以上)に対するインフルエンザ、又 平成25年4月1日より、ヒブワクチン・小児用肺炎球菌・子宮頸がんワクチン、平成26年10月からは水痘と高齢者の肺炎球菌が定期接種となりました。
これら以外は おたふくかぜ、インフルエンザ(65歳未満)、A型肝炎、B型肝炎、ロタウイルスなどが一般的に行われています。また任意の予防接種料金は各医療機関が独自に決めており、医療機関ごとに異なります。
宝塚市医師会は、定期、任意の予防接種に関して宝塚市から委託をうけ、市内の医療機関でこれらの予防接種を実施しています。
尚、市内の医療機関で全種類の予防接種を実施しているわけでは無いので、接種前に各医療機関にご確認下さい。
現在、宝塚市においては全ての予防接種は集団接種ではなく、各医療機関で個人が受ける形の個別接種です。
2種類以上のワクチンを同時に接種する同時接種行為は、接種を実施する各医師の裁量に委ねられています。
以下、各予防接種について紹介します。
種類 | 対象・回数 |
種類 | 対象・回数 |